日本語学校が2年目を迎えるにあたって
はじめに、スピーチ大会での感想を述べさせていただきます。
この学校が始まり、ついに1年が過ぎたことをとてもうれしく思います。
最初の頃、皆さんの中には、まったく日本語を分からない人たちも多くいましたが、皆さん、努力を積み重ねてきました。
ある先生もおっしゃったように、言葉は食べ物のように、学べば学ぶほどその味わいが分かるようになります。そして生活、人生が豊かに変わります。もちろん、勉強は1週間に1日では十分でありませんが、皆さんは、勉強以外の家事や子育て、様々なことのかたわら、取り組んできました。
皆さんに与えられたこの素晴らしい学びの場は、多くの人の助けで成り立っています。
財政的な援助もあり、また、千葉明徳学園の福中理事長には、この場を無償でご提供いただいていることに深く感謝申し上げます。
皆さんは、ここで学ぶことで、暮らしが少し改善していることと思います。やがて仕事に就くことができるようになり、自分で収入を得ることができるようになります。家計を助けることもできるでしょう。自分自身を助け、自分自身の足で自分自身の道を進んでいくこともできます。
アフガニスタンでは、いま学ぶことができなくなっていますが、あなた方はこうして学ぶ機会を得ました。学習に取り組み、スピーチ大会で発表することに挑んだ皆さんを称えます。本日、皆さんが取り組んできたことの成果を見ることができました。皆さん、ありがとうございました。
このようにアフガン女性たちは、日本語を学ぶとともに、通勤や役所などでの手続きなど日本社会の生活に慣れて来ております。
日本語学校の運営に財政的支援をいただいている諸団体、個人の方々、無償で日本語取得のために取り組んでいただいている先生がた、保育者の方々に厚く御礼申し上げます。
日本語学校がこれからも続き、アフガン女性が日本の地において成長することを見守っていただけますようお願いします。
NPO法人 イーグル・アフガン復興協会
理事長 江藤 セデカ
2025年4月
ご報告とお願い
本報告書をお届けするにあたり、心より親愛なるご挨拶を申し上げます。
NPO『イーグル・アフガン復興協会」は、昨年夏、在日アフガニスタン女性たちに向けた日本語教育支援の準備を始めました。その過程で、学校法人千葉明徳学園様のご厚意により学校施設の利用とともに教室名として「イーグルアフガン明徳カレッジ」の名称をいただき、11月から本年3月までの5ヵ月の試行期間に、在日アフガン女性たちが新しい環境で自立し、夢を追い求める一助となる支援事業プロジェクトの成功を確信いたしました。そして本年4月13日、晴れて正式開校し始業式を迎えることとなりました。
さまざまな理由で来日し生活を築きあげるうえで彼女たちは言葉の壁だけでなく、異なる文化や習慣の違いにより外出もままならぬ多くの困難を抱えております。さらに本人たちだけでなく、家族をもつ女性たちは家計をやりくりし子供たちを育てるうえで言語に絶する苦労をしております。私たちは、彼女たちに、言葉だけでなく、生活支援や子育てに物心両面で可能な限り支援の手を差し伸べたいと考えております。そのような活動は、これからの日本が直面するであろう多文化共生・融合の創造による新しい日本社会の建設にも寄与するものと信じております。
この準備期間中に物心両面で多大なる支援の手を差し伸べてくださった多くの方々、千葉明徳学園の理事長様をはじめ職員の方々、日本語教授や子供らの世話、事務などの裏方をしてくださったボランティアの方々に改めて心から感謝いたします。
今後とも在日アフガニスタン女性たちと私たち日本市民の未来に光を灯す一翼を担っていただければと存じます。
このプロジェクトを本格的に開始し、永続化するためには、受講する在日アフガニスタン女性・家族やボランティアの方々の活動を支える財政的な基盤の拡充が必須の課題となっております。従来に増したご支援、とくにご寄付のご支援を賜りたく、お願いをさせていただく次第でございます。
趣旨にご賛同いただければより詳しいご説明とお願いにお伺いいたします。ご連絡をお待ちいたします。
最後になりますが皆様のご多幸とご清栄を祈念いたします。
NPO法人 イーグル・アフガン復興協会
理事長 江藤 セデカ
2024年吉日
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